四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2014)
    暗い滝の谷
 
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吉野川水系

2014/8/29 曇り/雨

 前々回はカメラの電池、今回はSDカードを忘れてきてしまった。だいぶ以前、そんなこともあろうと防水Boxのなかに予備のSDカードを入れていたが、入れていたことすら気づかなかったのが情けない。SDカードだと画質を落として内蔵メモリーで撮影することが出来るので難を逃れたが・・・・。今年はベストを忘れたこともあった。(走行中に途中で気が付いて取りに帰った。)
 老化現象で片付けてしまうには不細工過ぎる。緊張感を持って釣りの準備をしないといけないな。

 16年ぶりの渓、そんなに経ってしまうと殆ど何も覚えていないが変なイメージだけが残っていて、判断する場面で邪魔をすることがある。今回はそんな釣行だった。
 

入り口は水量が多いが穏やかに流れている。
穏やか流れも傾斜が上がってくるにつれ凄い勢いとなる。
木の枝が空を遮って暗い渓
天気も今にも降り出しそうな曇り空だからより一層だ。
こう暗いと仕掛けを直すのに苦労するようになってきた。
歳は取りたくない。

アマゴの型は4~5寸・・・・大きいのは居ないのか?
連爆の合間 6寸が掛かる。
小物ばかり釣っていると6寸でも大きく見える。

 連爆が続く

やっと連瀑が終わる。
アタリが出はじめるが型は相変わらず5~6寸(1寸大きくなった)
この水量、この渓相 大物が出ても不思議ではないのにどうしたことか???

折角緩くなったのに、また連爆・・・・
大滝には明確な踏み跡ある。踏み跡を辿れば旧の炭焼き道やアマゴ道から安全に巻ける。
20mの大滝(下の写真) 踏み跡に誘導されて滝の側面に案内される。
幅30cmくらいの細いテラス 「ここを巻くのか・・・」
テラスがなくなる・・・・少し上にIV線が平行に張られていた。
IV線に手を掛けて50cm上の木の根元に乗った。
その先は苔が付た斜面、半歩先に足一つ置けそうなテラスがあって滝上にクリアー出来る。
『嫌らしい』『怖い』『滑らないだろうか』『IV線は信用できない』
引き返そうと思ったが、ここまで来たら引き返すのも至難の業
上から虎ロープが垂れ下がっている。
IV線を虎ロープに持ち替えて短い足を必死に伸ばして跨いだ。
家に帰って前回の釣行記を読み返してみると。
『時間はかかるが手前の小尾根を高巻いた方が無難・・・・』
出かける前に読んでおけばよっかたと反省

漸く7寸(22cm)が釣れる。
さぁ、ここからだろうと思ったが
相変わらず5~6寸がポツポツと変わらない。

現在位置が何処かわからない。
雨が降っているのでスマホを取り出すのも面倒だ。
目印は送電線・・・・ガスっているから見落としてしまったのかと上を見ると真上にあった。
撤退は送電線の点検道から登山道に出る予定。
送電線から高度差で100m程釣り上がったが出合わない・・・・
仕方ないので緩い小谷を100m辿って登山道にでた。
またまた、前回の釣行記 もう20m遡行すれば点検道だったようだ。
ちゃんと釣行記読んでから釣りに行こうよ!!

登山道


釣果:17尾 最大21.0cm キープなし 
遡行距離7.3km 標高差370m