四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2014) 御来光の滝 |
![]() メインページへ |
仁淀川水系(面河) |
2014/7/12 晴れ |
台風明けの週末、村兆さんと御来光の滝見を兼ねて面河源流を詰める計画。 |
|
標高差300mを急降下して面河本谷の河原に立った。浅い場所ならなんとか渡渉できそうだが流れが早い。10年前は伏流して水がなかったのに今日は凄い流れだ。 浅瀬から深くなった場所に竿を出すと5~6寸のアマゴが顔を出した。 |
右支流との出合い 水量は2分するが流れはまだまだ太く川通しの遡行が出来ない。 小さな高巻きと腰までの渡渉を繰り返す。 |
漸く7寸が掛かる 落ち込みからの流れが壁に当たり深くなった場所を大錘で底に沈めた。 |
滑の川底と透明な流れ、それに原生林の大樹 面河の源流らしい風景 |
滑の深くなった場所から8寸が出た。 少し細いがいいアマゴだ。 |
七釜 前回は水量が少なく何処が『七釜』なのかわからないままだった。 これくらいの水量だと釜と呼ばれる段々の淵が連続しているがわかる。 |
犬吠谷 滝を4つ高巻いて無理をすれば渓に降りられそうな場所で思案 犬吠谷遡行と御来光の滝見を天秤に掛ける。 やっぱり、御来光の滝の魅力に負けて犬吠谷遡行を断念した。 地形図的に見ると右巻きが正解、前回と同じ間違いを繰り返してしまった。 |
魚止めノ滝 6寸クラスが数尾浮いていた。 6mの仕掛けで底が取れない。時間を掛けて粘ったがアタリはなかった。 渕尻に石が滞積して前回より淵が狭くなっていた。 |
巨木が渓に横たわる風景がいくつもあった。 原生林の大樹も世代交代をしながら今の風景がある。 霊峰石鎚が作り出した懐の深い原始の森で釣りが出来る幸せを感じずにはいられない。 |
洞門 前回はこの辺りまでしかアマゴがいなかったような記憶 水量が多いのが幸いしているのか何処までもアマゴが切れない。 もしかした御来光の滝壺まで居るんじゃないかと思えた。 |
午後3時を過ぎた。 このまま釣り上がったんじゃ『御来光の滝』が拝めなくなってしまうので納竿して滝を目指す。 |
もの凄い水量が落ちてくる様に圧倒される。俗に言う「神々しい」とはこのことか? 村兆さんが持参した 塩・洗い米・酒を供える。(なんと大吟醸だ) 今日の無事帰還と仲間の安全祈願に手を合わせた。 御来光の滝、霊峰石鎚の原生林、面河の滑床、透明で清い流れ、素朴なアマゴ達 遡行距離15km、最後のきつい標高差300mの登り、やっと車止めまで帰ってくると大汗かいて、足と腕がパンパンで膝が痛くなったが不思議と疲労感より達成感の方が大きかった。 こんな釣りは止められません。 |
釣果:33尾 最大24.0cm キープ0 遡行距離15.3km 標高差600m |