四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2014)
    今日も岩魚釣り
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吉野川水系(嶺北)

2014/5/30 晴れ

 遅めの到着 車止めに1台の車
 今から渓変わりするのは面倒だ。距離を置いて上流から入ることも考えたが、このところ雨が降っていないから水量は少ないだろう。車のボンネットに熱はない・・・・2時間以上の時間差があるはずだ。ゆっくり釣り上がれば追いつくことはないだろうし、まだ中流域で川幅が広いから竿抜けを狙えばそこそこ魚は釣れるだろう判断した。
  
 この渓の入り口付近は大場所続きで素直に通過できない。釣っては小さな高巻きを繰り返さなければならない。できれば渓横の林道を辿ってパスしたいのだが時間稼ぎで真面目にやる。
 高巻きして下っていると、ややこしい岩場に追い込まれた。
 前方は岩壁で前進できない。登り返しても渓に降りられそうな場所が見えない。対岸の方が優しそうだが岩に隠れて高巻くルートが見えない・・・・渓まで3m弱ロープを掛けて渓に降りる。ロープを掛けたまま対岸のルート確認に行く・・・・傾斜はきついが木の根っ子に掴まれば高巻けそうだ。下降地点に戻りロープを外して竿を出した。  
        

  この渓に入るのは10年ぶりくらいだろうか
早期で新緑がなかった頃だったので印象が全く違う
遡行はこんなに苦労したっけ?
年齢からくる体力の衰えを感じる。

最初の1尾は岩魚だった。
ある程度わかっていたが、先週に続いて岩魚釣りとなる。

大場所が続く。
大岩を乗り越えるのに一苦労する。

岩魚8寸(25cm)細いが長い 
先行者が釣り上がった後の割にはポツリポツリと釣れる。
 
 釣りはじめて2時間少々 前方に先行者が見える。
 ゆっくりと釣ってきたつもりなのだが・・・・全く進んでない予想外の場所だった。
 失礼かと思ったが遠目に釣り姿を見させてもらった。10分経っても同じ場所を釣っている・・・・これは遅い・・・・しびれを切らして近寄ってご挨拶。少々年配の方、初めは迷惑そうな顔をしていたが追い抜くつもりはないことを説明するといろいろと話してくれた。
 エンテまでしか釣らないそうなのでその上流を譲ってもらった。

横林道を経由して左支流に入る。
水量が少ない。

 
左支流の魚止め
この上から渓相がよくなるので、さらに釣り上がる。

魚止めより上流に魚は居なかった。
このゴルジェを越えると渓は緩くなる
もしかしたら魚が居るかも知れないが
帰りがややこしくなるのでゴルジェの途中で納竿した。

 
本流に戻ってエンテ上の大淵から釣りはじめた。

先行者が居なくなったのにアタリが渋い
右支流で納竿


釣果:10尾 最大25.0cm(岩魚) キープ2  
遡行距離7.3km 標高差170m