四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2014)
      登山道の渓
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吉野川水系

2014/5/16 晴れ

 ここ何回かの釣行で渓の減水を感じている。
 四国ではいつもの年より雪が多かった。4月になっても雪のこと考えながらの釣りだった。
 山に降った雪は保水力となって渓を潤していた・・・・それも、そろそろ限界が来ているよな気がする。弱い雨は何度か降っている。まだ、源流釣りが出来ない状況ではない。 週初めの雨+昨日の雨 積算雨量は2,30ミリくらいか?・・・・降らないよりマシな程度だった。それでも少しばかりの期待をしてしまう。釣り人の悲しい性なのかも知れない。

   いつも、夜討ち、朝駆けをしていたのでは身が持たない・・・・
 平日なので遅めの出発
 車止めに着くと怪しい軽トラが1台止まっていた。 
 ここは登山道の渓、釣りか?登山か?難しい判断
 車止めから300m登ってから釣りはじめになる。1時間もかけて登ったは釣り人が居たんじゃ引き返すにも泣きが入る。もう少し早く来ていれば、判断する材料が多かったと後悔するが手遅れである。少ない材料から『登山の人』と判断・・・・もし『釣り人』だったら短い支流を釣ってから下り次の渓を何処にするかを決めてから登りはじめた。

 300mを登り切って渓に下降する。次の判断材料は足跡・・・・幸いなことに前日は雨、湿った地面に明確な踏み跡が残るはずだ。五感を集中させて踏み跡を探すが見当たらない。我々の判断は合っていたようだ。取り敢えず安心して釣りはじめる。

いつもは釣れない滝からはじめる。
5寸クラスが3尾と幸先がいいが後が続かない。

アタリはあるのだがポチャリポチャリとナチュラルリリース
喰いが浅いのか? 合わせが悪いのか? 餌が大きいのか?
今日はなんだか釣れそうな感じがしない・・・・
取り敢えず6寸が釣れたところで、写真に収める

かつて大物が釣れた場所・・・・反応がない

あまごの出が悪い中、思わぬ収穫⇒天然のシイタケ
焼いて食べると味が濃くてムチャクチャ旨い

村兆さん 今日はテンカラで攻める。
流石ですね 大滝下の淵で8寸(24cm)を掛ける。
この時期、あまごは上を向いて水面を飛ぶ虫を追う
餌に全く反応しなくても毛鉤を咥える。
テンカラの方が有利かも知れない。

この辺りは連爆が続く
これはと言う滝の落ち込みで反応がない
偶にかかってもポチャリと落ちて「サヨナラ」パターンは続く

漸く渓が緩くなってきた ヤレヤレである。
漸く釣れるパターンになってきた。
連爆の厳しい場所は釣れないで、緩くなり登山道が近くなってから釣れはじめる
不思議な渓だ。

あまご8寸(24.5cm)
餌にも8寸が来た。
落ち込みではなく右の流れがないところからアタリがあった。

村兆さん
小さな滝壺に毛鉤を打ち込んでいる。

源流付近6~7寸が入れ掛かりになる。
それでもポチャリと落ちて「サヨナラ」パターンは、まだ続いている
アタリがあって一呼吸置いて合わせを入れるようにしているのに・・・
3回連続のバラシ
村兆さんに「真面目に釣ってよ」言われた。
いたって真面目なんだけどねぇ

魚止め
こんな標高が高いところまであまごが居るのには驚いた
車止めから標高差760m 2時間のエスケープルート
最後の急斜面で膝にきてしまった。


釣果:29尾 最大24.5cm キープなし  
遡行距離9.4km 標高差760m