五剣山・屋島 | 四国の渓流釣り |
四国の山歩き |
2018/1/15 晴れ |
Google Earthによる遡行図 無料駐車場(9:30)-八栗寺(9:40)-中将坊(9:50)-尾根(10:00)- 一峰(10:20)-五峰(11:00)-八栗寺(11:45)-無料駐車場(12:00) |
初詣を兼ねて屋島に登ろうと思っていたが1月も早15日・・・・寒いせいか動きが鈍い。 屋島だけじゃ少々物足りなさを感じ東隣の五剣山とセットにした。 先ずは五剣山から 五剣山は、四国霊場85番札所・八栗寺の北側に聳える尖峰群で八栗寺の山号になっている。 西から一峰、二峰、三嶺、四峰へと続き 五峰の山頂部は1707年の宝栄地震によって崩落し平らになっています。 八栗寺から見た山容は山肌が露出した切り立った崖、一目で厳しそうな山だと理解できる。 |
四国霊場85番札所・八栗寺 登山道は本堂左の長い階段を登り中将坊手前の階段を左に折れ簡易モノレールの下を潜った先 緩やかに尾根筋まで続いている。 |
尾根から一峰を見上げる。 八栗寺から見たのと同じ切り立った垂直の崖・・・・どうやって登るのか不安になる。 |
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最初の難所 鉄ハシゴとロープで急斜面を登る。 2番目の鉄ハシゴが細く微妙に揺れて気持ち悪いたらありゃしない。 最後まで登らず、左横に抜けた立木に掴まりながらピークに這い上がる。 |
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一峰のピークには祠があり先に進むと岩場の先端に出た。 ここには四等三角点『五剣山』があり屋島・瀬戸内海が見通せる。 次に登る予定の屋島、五剣山とは違って真っ平らな山頂 北嶺の先端から登ると南嶺の山頂まで結構距離があるなぁ・・・・ |
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二峰のピークにも祠があった。 .366の山頂表示 |
二峰と三峰の鞍部 凹みに足を掛けてロープと根っ子を持って身体を引き上げる。 もし、落ちたとしてもフェンスに引っかかるような体重移動が必要 上から見たら(右の写真)こうだもんね 怖わ~ |
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三峰のピークだと思われる(左の写真) 三峰と四峰の鞍部(右の写真) 尾根筋が細く斜面が垂直なので屏風のような山だ。 |
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四峰のピーク .375の山頂表示 ここが五剣山のピーク |
二峰と三嶺の鞍部を越えると四峰のピークまでの間は意外とスンナリだった。 四峰から五峰へ、五剣山のハイライトがはじまる。 長い鉄ハシゴとロープで気を抜くことができない下りが続く 垂直の岩場に垂れ下がった細い鎖 修験者はこれを下るのだろうか 俺は絶対に無理やわ・・・・鉄ハシゴにしがみついて下った。 |
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五峰の登りも垂直の長い鉄ハシゴ 登った先のテラスが狭くってハシゴから足を抜くとき緊張した。 |
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五峰から四峰を見る。 垂直の岩場の横に鉄ハシゴが見え隠れしているが、何処をどう下ってきたのかさっぱり分かんない。 |
五峰に着くとヤレヤレだ。 |
切り立った崖の下を通り中将坊まで帰ってきた。 五剣山は気軽に登れる山ではない。 落石事故や滑落事故が多発しているようなので 八栗寺参拝のついで、里山モードなんてのは止めた方がいい。 しかし、ある程度の山登り装備と知識をもって挑めば、これほど楽しく登り甲斐がある山も少ない。 『五剣山・屋島2』に続く |
五剣山 遡行データ 距離:4.5km 標高差:150m 無料駐車場(210m)-八栗寺(240m)-中将坊(260m)-尾根(265m)- 一峰(366m)-四峰(375m)-八栗寺-無料駐車場 |
標高マップ | |
遡行ログ軌跡(地形図) | |