四国渓師 Blog
竿が折れた |
四国の渓流釣り |
2019/3/21 |
18日の釣行で竿が折れた。 仕掛けがトラブって直した直後に振り込むと上の枝に絡まった。 目の前には8寸クラスが悠々と泳いでいるというのに・・・・何をやっているんだ!! 一旦、竿を置きラインを手繰って引っ張るとハリスが切れた。 また一からやり直しやわ・・・・たぶんブツブツ言いながらやったと思う。 サルカンの穴に作り置きの仕掛けの輪っかを通して締めるだけなのでそんなに時間は掛からない。 さて、「8寸は何処に行った・・・・」落ち込みの先を見ながら竿を持ち上げると鈍い音 岩と岩の間に挟まっていた竿がテコの原理で・・・・ 岩の間に竿があるってことは解っていたから極めて軽く持っただけなのに・・・・ 竿全体に掛かる力が大きくても受け止められるのに1点に掛かる応力にはめっぽう弱い 仕方なく予備竿に交換する。 こんな時は煙草に火を点けて時間的余裕を作り落ち着くことが大事なんだよ。 でっ、8寸はどうなったかって? これがねぇ、釣れてしまうから源流は不思議な場所なんですよ。 |
この竿は2年間メインで使っている。大場所で7mを出す以外全部のような気がする。 全モデルは釣れなくなったら取り出す竿で、それなりの効果はあった。 この竿に変わり 「じゃ、初めから使おう」ってことでメインの竿になった。 ここ2年の好釣果はこの竿によるものだと思って感謝している。 過去は硬い竿で小さなアタリにピッシッと合わすのをヨシとしてきた。 『無抵抗穂先』竿先でアタリが分かる、餌の回りに魚が寄って来たのも分かるような感覚、魚が自然に餌を咥えて竿先が曲がったらヌルーっと探りを入れるように合わせ、重みを感じたらもう1度チョンと合わせを入れる・・・・かと云って飲まれるのではなくチャンと口元に掛かる場合が多い。 合わせが少し遅れても魚は咥えたままだし、仕掛けが跳ね上がって上の枝に絡むこともない。俺の釣行にはなくてはならない竿なんだけど去年廃盤になってしまった。 同じ竿を用意して今の竿を補修用に回そうかと思っているが、まだ廃盤の値段じゃない。 取り敢えず前モデルの同じ節と入れ変えたらバッチシじゃないの。雨で固着がどうのってのがあるかも知れないけど共通モデルだったら大概合うのよね。そこだけ色が変わってカッコ悪い!!大事なのは穂先の感覚だから、当分これで頑張ってもらいましょう。 |