四国渓師 Blog
   
もっこく池 水門が開く

四国の渓流釣り

2016/12/24 
 前日、強い風が吹いていたのでもっこくは自重しているところに師匠から電話
 「水門が開いたから、早くお出で・・・・」
 大慌てで準備をしてもっこくに向かう。
 そんなに慌てなくても、春日の信号が青なら5分もかからずに到着するんだけどね。
 長い間水門を閉じていたから濁った水が勢いよく出ていた。
 水門付近にはルアーマンが3人、右の離れて位置からはじめる。
 結果、レギュラーと30クラスが1尾づつ
 釣り大会以降、無反応だったことを思えば活性が上がっているのは間違いない。

 いつもより1時間早く出かけた。
 結構、車が止まっているのに水門には親子連れが2人だけ・・・・帰り支度をはじめていた。
 顔馴染みのフライマンと立ち話 昼前から来ているけど皆釣れている様子がない・・・・と
 「おかしいなぁ、水門が開いているのに・・・・」

 リール仕掛けではじめる。
 アタリがあるのに針に乗らない。
 この前の化け物を見てから、のべ竿じゃ無理だと思った。
 下手したらブチ折られるかも知れないと躊躇っていたが、そん時はそん時だと開き直る。
 のべ竿水門スペシャルの仕掛けに変えた。
 この仕掛けはムチャクチャ優秀で今年60オーバーを10尾以上掛けている。
 相変わらず空合わせが続く、のべ竿の空合わせは大袈裟だ。
 それを見て、上を歩いていた馴染みのフライマンがニコニコしながら近寄ってきた。
 「たぶん、小っちゃいのが突っついているんだよ」
 俺も、そう思ってんだけど・・・・
 小っちゃいんだと餌が残るが、餌は取られているから大物かも知れないという妙な期待があった。
 当たりウキが沈んで合わせウキが水面ギリギリまで沈んだ後、水中に引き込まれた時に合わせた。
 掛かった瞬間、デカイのは分かった。
 沖に走ったときは、もうダメかと思ったが何とか堪えて引き寄せた。
 たまたま、もっこくに来ていた、渓流の飲み会で知り合ったMARUさんに掬って頂いた。
 66cm幅広の雌、今年の釣り大会で仲間入りしたヤツだと思う。
 
 続きがある。
 続いて、58cm色が濃いカッコイイ雄
 コイツは水道を横切って引きずられた。
 60はあると思ったのに2cm足りなかった。

 漸く、釣り大会から大物が釣れないモヤモヤが解消された。