2016/3/22 

 68cmのニジマスとのやり取りは凄かった。
 のべ竿の限界を感じながらニジマスの突っ込みをかわして取り込めた喜びは大きいかった。

 水門付近を釣るための間に合わせの仕掛けだった。
 もっと深い場所、もっとアタリを明確に、もっとスマートに釣るための仕掛けを改善してみた。
 ポイントはウキの自由度を上げながらアタリを敏感にすること。
 まずは50cmの♀、少し奥で掛けたので魚体の割に走り回られ竿を絞り込んだ。もう少し合わせをキツくして掛かった場所に食い止める必要がある。
 次に66cmの♂、このクラスなら突っ込みをかわして取り込める自信が付いた。
 次も66cmの♂、頭から発達して盛り上がった上顎は迫力そのものである。針を外すときに鋭い歯に触れて手にキズを負ってしまった。
 納竿間際に掛かったヤツは、あっという間に穂先が水面に飲み込まれハリス切れ・・・・一体どれくらいの大きさだったのか? もっとハリスを太くしてもいいが竿がもたないだろう。
 取り敢えず仕掛けを1m長くしてみた。ズームを縮めた手尻一杯までまだ70cm程の余裕が残っているが振り込み安さとか取り込みを考えるとこれがベストの選択だろう。仕掛けが1m長くなったことでニジマスの突っ込みをどれくらい押さえられるかは大物が掛かってみないとわからない。

 1投目からアタリ、結構走られたが無事取り込んだ。62cm♀・・・・このサイズでは仕掛けを長くした効果の判断が付かない。このニジマスは尾鰭がきれいだった。去年の釣り大会で放流された同サイズと比べてスリムだから、それ以前に放流されたものと思われる。
 その後、レギュラーサイズを7尾追加、もっこくでの最多釣果を越えた。

 師匠が考案した必殺釣方に手を加えたのべ竿仕様
 3釣行連続の60cm越と思い通りの枠に嵌まった感がある。
 たぶん、ニジマスは学習するだろう。
 学習されてしまえば、これ以上違和感なく喰わせる方法は思いつかない。


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