四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2001年度)
    2ヘルメット4人衆  那賀川水系 

四国の渓流釣り

那賀川水系  2001/6/2 

 関西支部のカッキャンから四国渓師会掲示板に、「6月の2日、3日 四国に釣りに行くから誰か行かない?」との書き込みがあった。掲示板で釣行メンバーを募集したところ今回の釣行メンバーは、カッキャン、あめごさん、関西方面へ出稼ぎに単身赴任している淳師匠と私の4人となった。4人となると、先週、釣行先を何処にしようかと淳さんと綿密な打ち合わせを(ただ、飲んでいただけという噂もあるが・・・・・)して『大谷』に決定
 あめごさんとは、今回初めていっしょに釣行する。午前1時45分待ち合わせ場所で落ち合って集合場所の淳さん家に向かう。
 集合時間の10分前に淳さん家に到着、いつもは「遅いなぁ」と出発の準備を整えて待っている淳師匠なのだが今日は、雰囲気が違う
「まだ寝ているのかなぁ?カッキャンもいっしょだからそんな筈もないな」
携帯で連絡をとると
「もしもし、何処にいるの?」
「後5分で家に到着する」とのこと
2時5分前に、淳師匠とカッキャンが到着、荷物の積込みをしている間に、淳師匠とカッキャンの着替えが終了10分遅れで目的地に向かい出発進行

 淳師匠もカッキャンも、奈良から四国に走ってきて寝てない、あめごさんも2時間ばかし、うとうとしていただけだそうだ。実は私も仕事が遅くなって寝るタイミングを失い寝ていないが目的の渓に付くまでの3時間弱、久しぶりの再開に、車中はにぎやかそのものだった。
 林道に入り、車止めの100m前で土砂崩れがあり、車はそこまで釣りの準備にとりかかった。

まだ、陽が開けていない中、渓に入る準備完了
あめごさんはチョッと前から
カッキャンも今日からヘルメットを装備

中年おじさんのヘルメット4人衆
端から見ると異様な光景見えるかも・・・・・

 今週半ばに降った雨で、水量は絶好の状態
 「これは期待できるなぁ」
 谷割りは、あめごさんとカッキャンが車止めから林道が交差するまで、淳師匠と私が、その上から魚止めまで 車止めから始めるあめごさんとカッキャンに
 「じゃ後で、林道の交差がわかるようにケルン付けておくから」
 二人に別れを告げて、いきなりきつい林道を登り始めた。林道を登り始めてから50分、林道と渓の流れが交差する地点に到着、後から来る二人のためにケルンを3個作った。
 「これならわかるだろう」
 林道が交差地点も水量は抜群だったが、釣れてくるのは釣れて来るのだが、なかなかペースが上がらない。魚も6〜7寸と云ったところ。
 寝ていないためか?道糸が変わったせいか?魚に空振りして上の木を釣ってしまい、仕掛けを交換することが続く。集中力が切れてしまって(初めからないかもしれないが)一服し、しばらく師匠の釣りを見ながら付いて行くことにした。こんな中、集中力を切らさずに黙々と釣っている師匠はさすがである。

右の淵からから出たアマゴ7寸
この日のサイズとしては大きめ
師匠が後から竿を出したがアマゴは出なかった。
いくら師匠でもと思っていたら
私が魚の写真をとっている隙に
上の水溜りから良型を釣り上げる。

「さすがは師匠」
かなり嬉しそうである。

上流部二又

 この谷は、地図で見ると平坦な渓だが1m未満の落ち込みの下に、ある程度の淵が形成されている。魚影は濃いのだがなかなか針掛りしない。
 上流の二又を過ぎた辺りから入れ掛りとなったが、時既に遅しで30分くらいで魚止めとなってしまい納竿

水線を越した魚止めの滝
っと思いきやこの上にもアマゴはいた。
流れが緩いせいだろうか・・・・・・・
 魚止めから入渓地点まで川沿いに古い林道が続いている。1時間程で入渓地点に到着、あめごさんとカッキャンは、すでに入渓地点を後にしているようで積み上げたケルンを平らに並べてあった。約束の時間まで後30分、休憩を入れずに大急ぎで車止めに向い再び朝来た林道を登り始めた。おかげで車止めに着いたときには、足がパンパンになっていた。

 水量からみて下流を釣った二人は、爆釣かと思っていたが、なかなか厳しい釣りになった様だった。車止めから近いため入渓者が多いのかもしれない。

 

 釣りから帰ってきて、淳師匠の家に場所を変え、久しぶりに再会したヘルメット4人衆は、少々のアルコールを口にしながら釣り談義に花を咲かせた。
 淳師匠とカッキャンは、明日も釣りに行くそうな。『立派、りっぱ』



釣果33匹(キープ2) 最大23.0cm
  110匹(ヘルメット4人衆)