朝(午前3時)、起きると寒かった。車の温度計を見ると−2℃、どおりで寒いはずだ。
マイナス気温なので慎重に車を進めて車止めに到着、夜の帳が明けてきて山の上の方を見るとビックリうっすらと雪化粧していた。今週後半の冷え込みで渓は冬に逆戻りしたようだ。6時前、車止めから本流に向かいとんでもなく急な林道を100m本流に向かい下り始める。ここは、本流に降りる手前アクロバット的なヘツリが必要である。本流は、平水より水量は多めであったが本流を横切り支流の入り口にたどり着くには何ら問題はなかった。支流の入り口で最近、誰かが入ったような形跡があった。「何時入ったのだろうか?」
支流に入り最初の淵で7寸が針掛りした。「この分じゃ心配ないなぁ」と思ったが後が全く続かない。それも本命筋からは全くアタリがない。殆どが脇芯からなので、魚の型が小さい
ここは、核心部まで、V字谷の岩盤帯の斜面を水が流れ、程よい淵が連続している。岩盤の斜面を登って行くようで遡行もなかなか楽しい。
やがて、10mの大滝が現れる。陽が差し込みだしたので少しばかりの休憩した。休憩した場所におにぎりの包装があった。包装の日付から前回の入は、2週間前に入渓したと判明、2週間前だったらもう少し魚が出ても良さそうなものだが・・・・・それから以降入渓があったのか?気になるような足跡はなかった。むしろこのところの急な冷え込みで水温低下により魚に活性がないのだろう。
10mの滝は、右側にヘツリのルートがあった。その次の8mの滝も右側にかなりきわどいルートがあった。魚は出たが方は小さい。その次の次の大滝(20m)は、岩の壁に囲まれていて無理すれば登れそうなルートがあったが登りより降りるのが苦労しそうだったのと、今日は一人なのであまり無理はできないと、撤退する勇気が必要と思い、午前9時半早めの納竿となった。
早めに終わったので、次に考えていた渓に向かったが、アプローチの吊橋がワイヤーの張替えか何かで工事中、早朝ならともかく、日中堂々胸を張って、工事中の吊橋をわたるわけにも行かず今日の釣りはこれにて撤収となった。
釣果9匹(キープ1匹) 最大21.2cm
カメラの調子が悪く、文章だけにて失礼いたします。
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