四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2001年度) 特別会員カッキャン来たる 加茂川支流 |
四国の渓流釣り |
2001/2/17 |
カッキヤンきたる。 前日、2〜3時間大雪が降った。家に帰ってみると10cm位の積雪、不安に思いながら短い眠りについた。2時前に起床、表に出てみると、雪がガチンガチンに凍っている。「道に出られるかなぁ」と思っているとカッキヤンからの電話がはいる。「もうすぐ瀬戸大橋をわたります。」覚悟を決めてゆっくりと車を進める。道まで出れば大丈夫と思っていたが道もアイスバーン状態が琴平まで続いた。 |
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H谷に入渓、ここは大岩が点在して、大淵もありきれいな渓だ。尺者の実績もある。 |
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手術開始 陽が明けてきたので仕度にかかる。カッキヤンの装備は我々のそれより源流仕様で決まっている。やはりただ者ではない。相当できそうだ。 淳師匠と私が見守る中、カッキヤンの一投目、いきなり仕掛けを木にかけた。(^o^) 笑っちゃいけない、相当重症らしい。 2時間ほど釣りあがったが、3人とも全く当たりがない。解禁から3週間目、釣り荒れているのか?昨日降った雪が溶け始め水温が下がっているのか目印がピクリともしない。このままの状況じゃカッキヤンの症状が重くなるばかりなので渓変わりをする事にした。 渓変わりに選んだのは、「K谷」ここなら何とかなるだろうと淳師匠が選択、私は初めての渓だ。きつい林道を一気に30分登り渓底に急降下、渓は細いがいい雰囲気を持った渓だ。一投目、2投目あたりがない。ここも水温低下の影響があるのか?3投目は、3mの滝下へピクピクっと懐かしい感触、軽くあわせると6寸のきれいなアマゴが飛び出してきた。「ヤッター、ボーズ脱出、よかった。よかった。」 いけない、いけない今日はカッキヤンに釣ってもらわなければ何にもならない。 |
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K谷最初の一尾 |
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その後、私は古いエンテ帯で7寸を追加、左横の滝下で遅めの昼食 カッキヤンは、ガスバーナを取り出し、ラーメンを作り始めた。カップ麺ではなく、インスタントラーメンなのがこの人の凄いとこ、やはりただ者ではないな御主。と、思いきやその横で淳師匠もカップラーメンを作り始めた。「御主もできるな」 淳師匠が |
カッキヤンもその気になって、それから、何淵目かで、カッキヤンの目印がピクピクっと動く、喰いが浅いから少し送り込みあわせる。竿に快い感触が伝わり、7寸のアマゴが宙に舞う。その瞬間にサポータ二人から「やったー」「ヤッター」と歓声があがる。待ちに待った瞬間、カッキヤンが病魔を克服した瞬間であった。その後、カッキヤンは6寸のアマゴを追加して手術は無事終了、加茂川病院を後にして、回復祝い会場に向かった。 |
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あんたも好きね。ちょっとだけよ 翌日、折角だからもう一釣り、私も近くの気になっていた渓があったため2、3時間コースを設定 前日飲み過ぎた関係で、9時半と遅めの出発となった。 K谷は、前回来た時より水量が多く期待が高かったが、ハヤの猛攻にあった。「釣れないより釣れたほうが楽しいですね」とカッキヤン、この人もやはり、渓を楽しむ術を知っている。それでも、4〜5寸程度のアマゴがお互いに1尾ずつ釣れた。私としては、この渓でアマゴが再度確認できたことが嬉しかった。 |
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K谷、しばらくはザラ瀬ととなっている。 |
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加茂川 釣果2匹 最大21cm カッキヤン(2匹) 副会長(ないしょ) K谷(2月18日) 釣果1匹 最大14cmカッキヤン(1匹) |