最終日何処に行こうかと思い悩んで国土地理院の1/25000の地形図「剣山」を見ていると剣山周辺で一箇所だけ赤線を引いてない渓があった。(私は、遡行した渓は赤鉛筆で印を入れている) 「因縁の渓、垢離取かぁ・・・・・」 何で因縁なのか?1999年釣行記3月20日を見てください。 そんなことで今シーズン最後の釣行、垢離取谷に向かった。車止めに到着したのは午前1時、ビール1本飲んで眠りにつこうとしたが、暗闇のなか動物の怪しげな鳴き声が聞こえてきて急に寂しくなってしまった。1時間おきくらいに目が覚めて、何にもないことを確認してまた眠りにつく、夜が明けるのが長く感じられた。 アマゴの釣れる渓を求めて下流の渓へ、昼過ぎからでも、ここなら何とかなるだろうと選択したのが屋根又谷屋根又谷は、過去何度か入渓したことがある。渓沿いに林道があり比較的緩い渓だが数箇所か高巻きを必要とする。(急斜面だが林道まで戻ればよいが、渓へ戻るには少々苦労する) |
垢離取谷、出合いからエンテが連続する
写真で見える一番上エンテを左に曲がったところ旧工事現場があり。その上に最終エンテがある。
そこから上は素晴らしい渓相となる。
岩魚23cm
流芯左の脇からアタリが出た。
アマゴとアタリがでる場所が違うため苦労した。
岩魚は、比較的緩い部分からアタリが出るようだ。
10mほどの滝からの落ち込み、こんな落ち込みが連続する。
緑色片岩に苔が生えている。谷沿いの木々も大樹が多く心が和む渓だ
この少し上に二又がありそれから全くアタリがなくなった。
屋根又谷
岩の間から8mほどの落差がある見事な滝
この淵から出たアマゴは6寸と小さめ
もう少し大きいのが出ても不思議はないのだが・・・・・・
この滝は左斜面を高巻きして林道に出る。