小渓で足慣らし

渓流釣り遡行記2019
吉野川水系  2019/2/10 晴れ
解禁日の釣行はメチャ疲れた。
チョット動いただけで疲れる。脚力と云うより体力的なものか?1年チョット前は三嶺-剣山間を縦走できる体力があったのに過去の話やね。今期はオフトレをサボったもんなぁ・・・・トホホである。しばらくは小渓で徐々に身体を慣らしていくしかないようだ。現状の身の丈に合った渓を選んだつもりだったのにアプローチがキツい。「こんな急な登りだったけ?」 足取りが重い・・・・それに加えて両肩が痛い、大したものを背負っているつもりはないのだけど・・・・余分なものは滝を撮影するためのカメラと三脚、そういやラーメンを作る鍋とコンロ・ガス、積み重なれば結構な重量になる、帰ったら持っていく荷物を整理しなければいけない。ザックの肩紐の長さを調整したら少し楽になった。確実に一歩一歩、疲れたら休憩を取りながら山道を歩いていたら渓までいつもの倍近くかかった。まっ、3時間も釣り上がったら魚止めだから焦る必要はない。
ゆっくり行きましょう

入ったのは南斜面の小渓、雪は無いつもりだったのに斜面に新雪が積もっていた。風が吹き込むとメチャ寒い。それにしても水量が少ないなぁ・・・・山は、例年より雪は少ないからこのままでは早い時期に渇水になってしまいそうだ。温かい雨に期待するしかない。
渓には雪が無い、南向きなので前回の渓より水温が高いのかも知れない。雪は少ないけど、フェルトに付いたら岩に乗った時に滑って転びそうになる。出来るだけ水の中を歩いて遡行する方が安全だ。膝上まで入り、昨日のウェーダー補修具合をチェックしてみた。水の浸入がない、補修作業は完璧だった。
どうもアマゴの出方が変だ。
早期こんな小渓に入る釣り人はいない、6寸7寸がバンバン釣れてもおかしくないのだが、偶にしかアタリが無い、水温が低くてアマゴの動きが鈍いのか?いや、コイツは積極的に餌を追ってきたしなぁ・・・・

この渓最大の淵までやって来たがアタリすらなかった。
ここまで5~6寸が4尾、参ったなぁ!
ザックからカメラを取り出したついでに一息入れることにした。
渓で食べるカップヌードルはメチャ旨い。ラーメン食って暖かいコーヒーを啜ったら元気が出てきた。 荷物の軽量化で温かいランチがなくなるのはチョットねぇ・・・・もう少し考えてみようか?

アマゴ9寸(27.5cm)
小さなアタリ、またチビさんかと思ったら結構な引きで落ち込み右奥の巣穴に潜ろうとした。巣穴から引き離したら小さな淵を泳ぎ回って元気なヤツ、なんとか玉網に入れて𢮦寸したら9寸を越えていた。小物ばかりで数も揃わない寂しい釣りだったが9寸が出れれば、それだけで満足できる。

アマゴ8寸(25cm)
続いて8寸、調子が出てきた。
風が止み陽射しが戻り周囲に雪があっても暖かい。水温も少し緩んでアマゴに活性が出てきたのか?釣れる条件は絶対水温より水温差が大事なのだ。

以前は源流の二又近くまでアマゴが居たが、随分魚止めが下がってしまった。
渓間から見える山には雪が積もっていた。午前中曇っている間、山のピーク付近は雪が降っていたようだ。どうりで寒かった。この場所は標高1000mを越えている、この雪の状態なら来週は源流域に入れるかも知れない。いや~、まだ身体が付いていかないわ。 もう少し、緩い小渓で足慣らしをしないとならない。

当日データ
釣果:10尾、最大:27.5cm、キープなし、遡行距離:4.5km、標高差:350m

 

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