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通行止めの閉鎖源流

渓流釣り遡行記2019
2019/4/17 晴れ

通行止めの閉鎖源流の計画

渓沿いに車道があって緩い源流、おまけに地図を見るとエンテマークが数個記入されている。「面白くなさそうな渓だなぁ」自然派志向の渓師としては、例え渓の入り口を通ったとしても、折角こんな遠い場所まで来たのだからもう少しマシな渓はあるだろうと毛嫌いしていた。

台風の被害が度重なり車道の根元から長い間通行止めになっている噂が耳に入ってきた。『通行止めの閉鎖源流』・『車道のある源流』と話が変わってきた。

さて、閉鎖源流をどうやって攻めるのか? 通行止めとされる場所から単純に歩いたとしたら3時間の登り(3時間歩きっぱなしは無理だからもっと掛かるかも知れない)、仮に行きが3時間だったとして源流を詰めて帰ってくるにはそれ以上の時間が掛かるのは必至なので却下した。

尾根越えのルートを考えてみる。幸いなことに稜線のコルから源流の車道に向かい点線道が伸びている。点線道を辿り車道を下った場所から釣りはじめ源流を詰めればそれなりに高度が稼げるという計画だ

  車止めの1km手前で崩落が発生して車はこれ以上進めない。想定外のアルバイトになってしまったが、山遊びをするならこれくらいの距離でアタフタするならどうしようもない。
 
今日は厳しいアプローチとエスケープになりそうなので足まわりを変更した。しかし、まだ4月・・・・渓の標高が高く水温が低いことが予想されたからいきなりウェーダーから夏仕様に変えるには不安を感じ、渓流靴+防水ソックスでワンクッションおいた。はじめっから中華製の防水ソックスなど信用はしてなかったが1回目の釣行で水が浸入するようになったが水の浸入が最小限なら水温で冷やされるのと体温で暖めるのが微妙なバランスを保ってくれれば何とかなる。なにより足首と膝の負担がなくなり軽快?に歩ける。

点線道は大ザレが進行してなくなっていた。尾根筋に回り込んで何となく下れそうな尾根道を見つけた。どんどん急な尾根道を下る。下る分には楽でいいが「本当にこの道を登らなければならないのか???」 GPSで確認すると点線道は隣の尾根に通っている。渓筋がなくなり尾根同士が合わさった場所で点線道を探してみたら葛籠折れの別格の道と出合った。これなら帰りは何とかなりそうだ。



本当に車道が通っていたのか?
ガレの積み重なりと崩落で車道はズタズタな状態だった。渓沿いに車道を付けたもののはじめっからメンテの予算などがないから車道が消えてしまう。車道が崩落すれば渓に土砂が流れ込むから災害予算で砂防エンテを作らざるを得なくなり渓もズタズタになる典型的なパターンだ。林業や治山事業はもっと基本的なシステムを取り入れないと益々荒廃が進むことになる。
「なんで、車道があった場所を通過するのにロープが必要なのか・・・」


渓相はいい。
水は岩盤の間を流れ、深淵や見事な落ち込みを形成しているがその周囲は大小のガレが堆積して歩き難い・・・・車道や側林ができる以前は素晴らしい渓だったと想像できる。

アマゴは7寸クラスがポツリポツリ釣れる。7寸にしては幅広でオレンジの朱点が多いのは周辺の渓と変わらない。閉鎖渓流・・・・もっと8寸9寸がウジャウジャの筈だったのにアテが外れた。


また、砂防エンテや・・・・釣れればいいが釣れなければ高巻きがシンドイ邪魔な存在でしかない。どうも同業者の入渓があったような感じがする。尾根越えで入ることを考える同業者がいると思えないから工事関係者がバイクでも入れたのかも知れない。こっちは考えたあげくの尾根越えなんだから公平であって欲しいと思う。(愚痴やぁ~)

漸く8寸が釣れた。
幅広のこのスタイルはカッコイイなぁ

広くて深みのあるエンテはアタリすらなく、岩奥にある小さな水溜まりに仕掛けを入れたら1発で喰って来た。完全な竿抜けポイント・・・・最近、同業者の入渓があったのは確定ですな。


最終エンテを越えると8寸がパタパタと釣れた。先の同業者は最終エンテで引き返したようだ。これから良くなると思っていたら、今シーズン初の尺アマゴが釣れた。

先日、口の悪い釣友が「今年の大アマゴ写真館は大岩魚写真館になってますよ。早く何とかしなされ」と云われたところだった。確かに5尾の登録はあるが5尾とも岩魚・・・・『思い込みのある魚、きれいな魚であれば大きさは問いません』が趣旨だから尺でなくてもいいので先日の泣き尺を登録しようかなと思ったけど『アマゴ9寸写真集』とかぶるのは良くないし・・・・
「そうなんや、今日は尺を釣りに来たんやった。」
閉鎖渓流だから可能性はあると思っていたけど期待外れの展開に諦めていた。
釣れて良かった。

ことしも大アマゴ写真館の写真募集していますのでヨロシクお願いいたします♫

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 尺伝説 『通行止めの閉鎖源流』

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尺を釣った次の淵で9寸を掛けた。と云うことは2釣行続けてのサイクルヒッターです。この状況が初めから続いていたのであれば凄いことになっていたのかも知れないが最終エンテから魚止めの滝までの短い区間だけだった。取り敢えず今回の計画は大成功かな・・・・

山桜と入れ替わりに山ツツジとミツマタの花


遡行データ
釣果:16尾 最大:32.5cm キープなし 
遡行距離:14.5km 標高差:580m 

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