台風後の釣り

渓流釣り遡行記2015
東予水系  2015/8/27 晴れ

台風から中1日空けて入渓した。
積算降水量は300㎜くらいだろうか? アメゴ(雨子?)と云うくらいだから雨の後は良く釣れる。平水で全く反応がなくても、一度増水すれば狂ったように喰ってくる。
普段浅瀬の底をよく見ると無数の川虫が石に付いている。雨が降って水流が早くなると石から離れて水中を舞う川虫をこの時とばかりに追っているのだろう。

中1日は早すぎたか?
水量が多くて渓を渡れない。普段何でもないような場所でも高巻きになり苦労する。

前回の釣行ではチビアマゴがミミズの先だけ咥えて遊ばれ放題だった。
水量が多くて活性が上がっているせいか、餌が着水すると直ぐにアタックしてくる。 「また、チビアマゴか?・・・・」喰い込むまで待っていると餌がボロボロになってしまう。これじゃ餌がいくらあっても足りなくなるので小刻みな誘いを掛けながら釣りになる。
3~4寸 ちょっとよくて5寸の入れ掛かりになる。それにしても、自分の身体より長いミミズを飲み込んで針掛かりする。 どうやって喰っているのかじっくり見てみたいものだ。

大物は落ち込みの奥にいるはずだ。
水流が早く大錘を足しても仕掛けが止まらないから白泡の中に餌を何度も入れて誘い出す作戦、チョット良い引きをするかと思ったら7寸だった。まだ、まだ大物が潜んでいる場所には届いていないようだ。


少し渓の傾斜がが緩く、川幅が広くなってきた。水流が弱まり思った場所に仕掛けが届くようになって来た。


奥の白泡の中に仕掛けを入れて流すとツンツンと小さなアタリがあり誘いを掛けるとガツンと喰ってきた。 直ぐに浮いてこない・・・・流れに乗せて玉網に取り込んだ。
結構デカイ、もしかして尺あるんじゃない?と思ったけれど5㎜足りない 9寸(29.5cm)チビアマゴと同じような小さなアタリもバカにしてはいけない。 
二又までやって来た。
手前の淵で4寸、右支流の落ち込み6寸、左支流の落ち込みに仕掛けをいれると直ぐに喰ってきた。手前の淵まで引き寄せたが右に左によく泳だ。
9寸(27.5cm)

右支流にはアマゴが居ないことになっている。
二又から次の淵で4寸・・・・しばらく釣り上がったがやっぱりアタリがなかった。右支流をとことん詰めてみたいが左支流の魅力には勝てない。
この時期、雌のお腹は産卵を控えてパンパンになっています。来年も再来年も、良い釣りが出来るようにリリースしてやりましょう。早合わせでダメージを与えないような釣り方をすることが大事です。

大岩を乗り越えて渓の下方向を撮影した。
結構傾斜が急で高度感がある渓なのだが、そんな風に写っていない。下から上方向を撮影すれば渓の厳しいリアル感が伝わるが上から下方向だと緩い渓になってしまう。なにか良いテクニックはないものか?といつも思う。

落ち込みの中に仕掛けを入れて白泡が切れた場所まで流れてアタリがあった。
狭く浅い淵で暴れ回る。こういう狭い淵はエグレに潜り込まれて根ズレを起こしやすいから素早く取り込まないといけない。
アマゴ9寸(29cm) 10㎜足りなかった。

9寸が3尾・・・・9寸理論ならそろそろ尺が釣れてもいい頃、魚止めの滝に大きな期待をしたが生体反応無しで終了

帰りの林道は荒れていた。
10m幅のザレ場 以前はロープが張られていたが土砂崩れに飲み込まれて切れていた。滑って落ちても大丈夫な場所まで大高巻きになってしまった。それよりも、背丈ほどの草がボーボーの道が300m続く、目を点にしても足元が見えない。
ヤツの気配を感じながら草をかき分けながら進みクリアーした。

釣果:52尾 最大29.5cm キープ5 遡行距離8.0km 標高差290m

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