大きなアマゴは何処に居る2

アマゴは何処にいる


大きなアマゴは何処に居るのか Part2

※写真図中の説明
  青色⇒仕掛けの流れ 点線⇒釣れなかったとき・影に隠れて見えないとき
  赤色⇒アマゴの動き 点線⇒確実に動きを見てない場合、想像上の軌跡
  赤丸⇒アタリがあった場所・あるいは針掛かりした場所 点線⇒ポイント


アマゴ9寸 29.5cm ♂

源流の核心部がはじまる長淵
この淵は大物が出そうな予感があったので遠巻きに渕尻から丁寧に攻めたがアタリはなかった。 少し前進して奥に仕掛けを入れたが白泡に届かない、仕掛けが中央流れたところでガツンと来た。
たぶん、白泡付近に居たアマゴが餌を追わえて来たのだろうと想像している。最後の白泡の中に仕掛けを入れたが7寸を1尾追加した。
こんな素敵な良淵でも3流ししかやらない。源流釣りは時間を掛けて粘るよりポイント移動を繰り返した方が大物が釣れる確率が高くなる。アタリがあるのに釣れない時は、流す回数を増やしてみるけどね。


アマゴ9寸 29cm ♂

林道を1時間弱歩いた先は行きなり源流の小さな渓。
いつもは大した水量はないのだが、雨後の雪解け水が流れ込み水かさが増してアマゴの活性が高い。この渓最大の淵までやってくると水量が多く、いつものは水から出ている両脇の岩が隠れていた。白泡の中に仕掛けを入れると淵の真ん中で針掛かりした。
 ①白泡の中から追ってきた。
 ②右の岩が沈み石の役割を果たした。
傾向パターンとして2つが考えられるが水流が激しく水面が乱れてよく分からなかった。水量が増えると水底に沈んだ餌が舞い上がる。外敵を恐れ巣穴でジッと身を潜め用心深く振る舞う大物が豹変する。
 雨後」・「雨子」とはよく云ったものだ。


アマゴ9寸 28cm ♂

源流の支流に入った。
しばらく釣り人が入った様子はなく水量が少ないのにアマゴの活性が高い。最源流で帰り道からだんだん離れる支流に入る釣り人はそういない。そのアマゴは浅淵の中央に浮いていた、羽虫をターゲットにしているのか完全に捕食体制に入っているのでこっちに気付く素振りはない。アマゴの近くに餌を放り込んで確実に餌を喰ったのを見てアワセを入れる・・・・これを『見釣り』といってメッチャ楽しくて確実に釣れる。さて、餌を前に落とすのか後ろに落とすのかが考えどころになる。後ろに落とした方がアマゴが反射的に喰いつくので確実なのだが振り返った時に目と目が合ったらどうしよう・・・・なんて思ってしまったから正攻法で前に落とす方を選んだ。餌を落としてもアマゴは動かなかった・・・・違和感を感じたのか?と不安になったけど餌がアマゴの寸前まで来ると反転したので合わせを入れたら針掛かりした。

しばらく釣り人が入っていない渓だと釣技なんて必要ない。源流釣りは釣技を磨くより体力や脚力、地図を読む技術を付けた方が大物との出逢いは近くなる。


アマゴ9寸 7.5cm ♂

ソコソコ広い淵、奥には斜めの落ち込みがあり1番のポイントだと想像していた。中央は岩壁に沿って流れが速くなっているので次に期待ができる。水の中に入らないとポイントを攻められないので場荒れを防ぐために渕尻に仕掛けを入れた。もしアマゴが居るなら右の岩から出る(赤点線)と思っていたが足元近くの岩陰に潜んでいた。
渕尻アマゴの飛び出しは意外性があって面白い。


アマゴ9寸 28cm ♂

 斜めから落ち込んだ水流は右の壁に当たり方向を変え複雑な流れになる。ポイントは中央上の岩、流れに緩くなった左奥からアマゴは飛び出してきた。落ち込みと岩のエグレ、最強のセオリーに当てはまった釣れ方だった。


アマゴ9寸 29cm ♀

割とコンパクトな淵
落ち込みの水流が沈み石で跳ね上がっているから複雑な流れになっている。 ポイントは、左上の岩の縁がエグレているところ、エグレの中に隠れて流れてくる餌を待っているイメージだろうか?
実は去年も9寸が釣れた場所
一つの渓で大物が釣れる場所は固定している場合が多い。 餌が集まりやすく労せずとも餌を喰える、しかも外敵に襲われる心配がなく大水が出たとしても避難できる場所があるなど条件が整えば大物が育ち居付く可能性は高い。しかし、条件が整っていても大部分は釣れない場合があるので、それを見極めるのが難しい。


アマゴ9寸 29cm ♂

右から小さな支流が流れ込んでいる二又の合流点(赤点線) 先に右支流を流し、次に左本筋の白泡から流した。この場合、落ちこの中から出たアマゴで合流点の恩恵は少なかった。


アマゴ9寸 27.5cm ♂

コメント

タイトルとURLをコピーしました