渓流靴(ウェーディングシューズ)

四国渓師ブログ
2018/9/15

渓流靴は。1年前からがまかつのGM-4515をを使っている。
フェルトが磨り減って2回目のソール張り替え時期になってきた。ソールを張り替えれば、まだ使えそうなんだが1回目の張り替え前にソールガイドの後ろが千切れてしまった。フェルトは磨り減っていたが交換時期を過ぎているとは思えない状態。ソール交換を謳いながら交換前にソールガイドが破損するとは・・・・見れば薄く柔らかいゴム製なので負荷が掛かれば千切れて当然な感じ・・・・次の釣行に間に合わないから接着剤で貼り付けてソール交換したので破損初期状態と違うし「確認したいから送ってくれ」と云われて釣りに行けないのも困る、がまかつに文句を云ってやろうと思ったが諦めた。接着剤で貼っただけでは踵部分だから負荷が掛かり直ぐに剥がれてしまうのでソールガイドの後ろは無くなり、何かのきっかけでフェルトが剥がれ落ちてしまう危険性がある。(それも両足)

この渓流靴にはソールガイドの他にも不満な箇所がある。
①水抜けの悪さ⇒フェルト交換仕様にするため補強のゴムラバーで覆われているが靴底より高くて靴内部に入った水が抜けず重量が重くなり長い距離を歩かないと水が無くならない、源流釣りは繰り返し水の中に入るのが当たり前だから、ズーッと重いまま歩かないといけないが辛い。
②足のホールド感が無い⇒2本のマジックテープと砂利ガードのマジックテープを巻き付けて足に固定するタイプ、靴紐がないので上下のガタツキが大きくて靴内部の素材が固いから踵の上がスレてマメが出来たり擦り傷になることが多かった。

がまかつがフェルト交換できる渓流靴の初期タイプ、渓流釣りなんてしたことのない海外で仕様を簡単に伝え大した評価もないまま販売したとしか思えない。現在、型落ちでがまかつ商品としては考えられない値引きで売られているが長い距離を歩いたり、月に何回も渓流釣りに行くなら手を出さない方が賢明だろうと云うのが1年履いての正直な感想だ。


シマノのLIMITED PRO(FS-122P)が発売から時間が経過して割安感がでてきた。がまかつGM-4541がフェルト交換の時期になったのを期に渓流靴を変えることにした。

ここ10年くらいはシマノの渓流靴で通してきたが、前モデルは靴の型が崩れてフニャフニャになり靴の側面に穴が開くようなった。原因は靴の補強に使っている合成皮が強度不足だったと思われたので別の渓流靴を探してがまかつに乗り換えのが大失敗だった。まぁ、それでも2年以上使って3回のフェルト交換できたのは合格レベルだと思う。現行モデルは補強の合成皮がゴム製に変わった。ゴムの側面にスリットが入っているので水抜けの心配ない、なおかつ前後にもスリットを入れ見ず抜け穴を確保している細やかさがシマノらしい。

LIMITED PROの最大の特徴はBOAシステム
靴紐をダイヤルを回すことで締め付けできる。ボタンを引くだけで靴紐がフリーになるので脱着の容易さが注目されているが、渓流釣りは水に入れば布が縮み靴紐が緩んた時チョチョットダイヤルを回せば足のフィット感が戻る、態々靴紐を解いて締め直す手間がないからメチャ楽なのだ。
その他にも、クッション性のある内ソールが付いていたり、足の後ろ部分を保護する柔らかい布が貼り付けてあったり、ジオロックソールは縦横にスリットが入り靴底の吸い付きが抜群に良かったり拘り設計に好感を持てる。欠点は少し重いのとお値段が高いことぐらいかな。

渓流靴は手元に来たものの、まだ膝裏の痛みが治らない。試し履きが今シーズン中にできるかどうかが一番の問題である。


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