五色台 白峰寺・根香寺・国分寺 三社寺周回
四国の渓流釣り

四国の山歩き     2020/1/25 晴れ 四国の渓流釣りモバイルモバイルサイトはこちら
先週は五色台の五色峰周回だったが時間切れサスペンドで白峰山を諦めた。県内で車道から近い位置にあるので機会さえあればいつでも拾える程度にと思っていたが次の里山歩き候補として同じ五色台お遍路歩きの白峰寺-根香寺参拝と白峰山をセットで考えるようになった。
白峰寺-根香寺は往復で10km前後でアップダウンも少なめなのでオフトレメニューとしては少々弱め・・・・時間に余裕があれば五色台を下り登りの80番札所国分寺を含めればそれなりのオフトレ体裁が整いそうだ。
Google Earthによる遡行図

Google Earth ツアー

遡行データ
 日時:2020/1/25 /8:54~17:13
 標高差:430m
 遡行距離:22.5km 
Start
 白峰寺駐車場(260m) ⇒8:54
 白峰寺(270) ⇒9:02ー9:10
 白峰山(352m) ⇒9:30-9:45
 車道 ⇒9:50
 四国のみち ⇒10:10
 根香寺道 ⇒11:10
 根香寺(350m) ⇒11:30-11:42
 新一本松(385m) ⇒12:45
 展望台(360m) ⇒1248
 石鎚神社(105m) ⇒13:14
 讃岐国分寺跡(30m) ⇒13:55-14:05
 国分寺(30m) ⇒14:10-14:30
 新一本松(385m) ⇒16:10
 四国のみち(345m) ⇒16:45
 白峰寺駐車場(260m) ⇒17:13
Goal
遡行地図

標高グラフ
国土地理院web地図




白峰寺

白峰寺の駐車場に車を置いた。
駐車場横の十三重石塔が2基、源頼朝が崇徳天皇菩提の供養塔として建てられたとされ先日見た金剛寺の十三重石塔に比べたら規模がデカイし立派だ。

寺の前に立てられた弘法大師象に挨拶して三社寺参拝が始まる。
勅額門を潜り本堂への長い階段を登る

白峰山を拾う

本堂の奥から四国のみちに出る。
流石は環境省管轄の四国のみちである。道幅が狭いところでも2m以上あり整備されている。先週歩いた五色峰周回の登山道とは運例の差があった。

下乗
どんな偉い人でも寺の神聖な場所に入るには乗り物を降りなければならなかった。地図上にある記念碑記号の辺りに白峰山の支尾根が伸びているので取付位置を特定するのに分かりやすかった。道順を示す目印のような物はなかった。白峰山は支尾根上に位置するので少しでも高い所を踏むようにすれば見つかると思っていたが指標は見つからなかった。GPSを使ってのオリエンテーション、確実なピークでないため位置がズレているのか・・・・15分ほどウロウロして赤テープを見つけたのでアバウト『白峰山』とした。

黒峰もそうだったが三角点との位置関係が現在位置特定を難しくしている。黒峰はピークだったが白峰山のピークは.381・・・・狭い場所に三角点と山名が付いた場所とピークが混在しているからややこしい。どうせなら三角点を白峰山とした方がスッキリする。


下乗

15分ウロウロして見つからず
この赤テープを白峰山とした。
四国のみちの下乗に戻るより車道に下りた方が近かった。金網とガードレールの間に出てきた。もしかするとこの場所を素直に辿れば白峰山は見つかるかも知れない。
自衛隊の宿舎に通じる道をバイパスして四国のみちに復帰できる。

車道に出てきた場所
 
自衛隊の宿舎

根香寺に向かう

この遍路道は快適だ。
落ち葉を敷き詰めた道と迷うことのない道標の数々や史跡の謂われを書いた説明看板、単調な山歩きを飽きさせない工夫がされている。
野外活動授業中の中学生団体と3度すれ違った。
俺もやったことがある。まだ継続しているということは人気の授業と云うことだ。


四国のみちの指標

遍路道の指標

所々にベンチが設置している

中学生の団体さんとすれ違う

車道に出る
先週車を止めた中山休憩所で一休み

再び遍路道へ 根香寺道

お遍路接待所
お茶、お菓子、トイレ、休憩所 至れり尽くせり
四国にはお遍路さんを迎え入れるおもてなしが根付いている。

根香寺の山門

急な階段を登って本道へ

本堂の中には小さな仏様がが無数に鎮座していた。
たぶん、以前来たことがある場所だと思いだした。

牛鬼
何処にいるのかと探していたら寺の外だった。

国分寺に向かう

根香寺を出たのが12時前、5時間もあれば五色台を下り帰って来られると踏んだ。
四国のみちに戻れば遠回りになりそうなので車道を歩くことにした。車道歩きは地面が固いので足裏が痛くなる。路側には松葉の枯れ葉が敷き詰められているのでクッションとなり傷みが緩和するのだが落ち葉の中に硬い松ぼっくりが隠れているので油断はできない。

 
松葉の側道を歩く
 
五色台最高所地点(483m)の猪尻山登山口
今日は拾いに行かない。
国分寺に下る分岐までやって来た。
木の階段が続き地図で見るより急峻に下っていた。下るのはいいが帰りに登る元気が残っていればいいのだけど・・・・少し下ると展望所があって眼下に国分寺の町並みを見ることができる。大きな関ノ池の手前にあるので一目で見つかったが平地に下っても可なりの距離を歩かなければならない・・・・「本当に行って帰って来られるの?」

急な階段道

眼下に国分寺町を望む

国分台の東端の岩壁
 
こんな所にも石鎚神社
下りの距離目印になっていた

神崎池から見た五色台
左が国分台、右が猪尻山 窪みの谷筋を下ってきた。
四国のみちの順路に従うと讃岐国分寺跡にやって来た。国府が置かれていたとあってスケールがデカイ、礎石の跡は中寺廃寺跡とは比べ物にならない。資料館に入ってみたかったが時間がない。

五色台をバックに讃岐国分寺跡の復元模型
讃岐国分寺跡の直ぐ裏手に国分寺があるのだがグルグル回り遠かった。帰りは四国のみちの道標に従えば1本道だった。

国分寺の山門

七福神が鎮座していた。

来週から渓流釣りが解禁になる。ここは恵比寿様のご尽力を頂き、安全で良い釣りができるように念入りにお願いした。


白峰寺に帰る

石鎚神社を過ぎた場所から急坂となる。残り標高差150m、距離500mで急階段がはじまるのでどうなることか心配していたが意外と元気な自分に驚いた。キツかったのは車道に出てからの足の裏にマメが出来た車道歩きだった。


はじめチョロチョロ

最後はメッチャキツい木の急階段

自衛隊演習所入り口を横目に見ながら

再び四国のみちを通る
5時を過ぎ辺りが暗くなってきたがヘッドランプは要らない

白峰寺まで戻り開けた場所に瀬戸大橋
来週から渓流釣りが始まるので今シーズンのオフトレ山歩きは一先ず終了する。剣山・石鎚山では急登が登れない、息が切れる、足が痛い・・・・最悪の状態だったが年が明けてからの山歩きを続けることで源流に行っても大丈夫な体力と脚力まで回復した。(まだ、チョット不安な所もある)残りの四国百名山も視野に入れながら頑張るぞ!!