女体山 三座めぐり
四国の渓流釣り

四国の山歩き

2016/12/25 晴れ

Google Earthによる遡行図
大窪寺(9:30)-大窪寺奥の院(10:00)-女体山(10:40)-矢筈山(11:00)-石田女体山(12:50)-
東女体山分岐(13:15)-東女体山(14:00)-東女体山分岐(14:50)-自転車-大窪寺(15:00)

四国百名山 女体山

女体山山頂
 大窪寺の裏山には、女体山と山名が付く山が三座ある。
 女体三昧とか女体めぐりとか怪しい響きに誘われながら、阿讃縦走路を再開するに当たり地理感が薄い東讃ルートの下見を兼ねて歩くことにしました。 
   地形図表記 別名   三角点表記 標高  備考
  女体山 長尾女体山 774m 四国百名山
  女体山 石田女体山 北ヶ原 761m  
  東女体山 五名女体山 東女体山 673m  

 八十八番札所大窪寺は四国八十八カ所の結願所だけあって立派な門構えです。 
大師堂、宝杖堂を拝し沿道には土産物屋が軒を連ねています。
 
本堂の裏には讃岐の山では珍しい岩稜の山が聳えている。
登山口は境内の奥の院と書かれた表示を進む
登山道は大窪寺から女体山を経て前川ダムに至る四国のみち(小川のせせらぎのみち)が続いている。
木や岩肌を削った階段を葛籠折れに登って行くが結構な急登だ。
途中の休憩所で一休みして、少し登りはじめると大窪寺奥の院の分岐がある。
分岐を左に折れると10分程で奥の院があります。
 
登山道が緩やかになりと少し下って車道と交差した場所に女体山の登り口がある。
漸く稜線に乗り登山口から10分足らずで山頂に到着
 山頂には、水の神様を祀る女躰宮があります。
 
北に突き出た岩場から讃岐平野が一望でき
高松市街、屋島、小豆島、瀬戸内海を隔てて岡山まで見渡せます。

尾根を西に下ると石の鳥居 車道を挟んで矢筈山の登山口があります。
登山口の急登をやり過ごし、快適な尾根道を進むと
360°展望できる岩場が現れます。
北側:讃岐平野・瀬戸内海
南側:もう少し東に行かないと阿讃縦走路東ルートは見えないようです。
矢筈山山頂(787m)
一等三角点があります。
 突端まで進みますが、まだ岩場が見えない
灌木に遮られてここで諦めます。
矢筈山山頂を下ると左に分岐する道
「ハァハー、楽に車道に出られるのか」と思いきや
急斜面の尾根、車道を上り返すことを考えれば、来た道を引き返すのが余程楽だったようです。


石田女体山の登り口、趣がある木の鳥居を潜ります。
 
5分も登れば山頂です。
山頂は祠があって展望台になっています。

いよいよ最後の女体山 車道横にある四国電力の送電線点検道が登山口です。
一旦下って(登りがしんどいなぁ)小さなアップダウンを繰り返します。 
快適な尾根道が続きます。
 東女体山の取り付きです。
送電線点検道と分岐して尾根を登るのですがムチャクチャ急登です。
今まで下ってきた標高差を一気に取り返そうとします。
前記二座の女体山は、山頂が車道から近く柔でハイキング気分でしたが
やっと、山歩きらしくなってきました。
木に掴まりながら腕力勝負の登りになります。
東女体山山頂(678m)
ここにも石の祠があります。
モッコリ突き上がった山なので展望を期待していましたが
灌木に遮られて阿讃縦走路の下見は失敗に終わりました。
 
 分岐に戻り、デポしておいた自転車で車道下り
5分少々で大窪寺に到着、自転車を使うと楽勝ですわ。

遡行距離:11.7km  標高差:350m
    大窪寺(440m)-大窪寺奥の院(620m)-女体山(774m)-矢筈山(787m)-石田女体山(761m)-
    東女体山分岐(650m)-東女体山(678m)-東女体山分岐-大窪寺