四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2018年度)

  病み上がりにはキツかった


四国の渓流釣り

吉野川水系

2018/3/31 晴れ 

 病んでいた。
 事のはじまりは山神様のインフルエンザだった。
 折しもキャンプ釣行の準備中、このまま出かけてしまえば移らなくて済む・・・一瞬頭を掠めた
 後で何を云われるのか分かったものではない 自重した。
 献身的な?看護の甲斐あって山神様は回復、しかし2日程前から俺が熱っぽい。
 体温計が示す値は37℃なのだが人様より平熱が1℃低いので、これがメチャシンドイ
 「まさか???」
 「病院で見て貰ったら・・・・」
 渋々病院に行ったらインフルエンザは陰性判定・・・・「良かった!」・・・・風邪薬を貰った。

 しかしだ、それから3日ほど経過してから39℃の高熱
 「ありゃぁ~」 今度はタミフルを頂いてきた。
 「1週間以上経っているからあたしじゃない」山神様伝染説を否定された。
 たぶん、マスク外してから大きな咳を何度もしていたあのおばちゃんやわ
 「おい、おい」と横目で見ていたけど
 病院でインフルエンザを貰ってきた、ホントウに『とんま』な話ですわ。


 上流に向かい車を進めているとヤマザクラの白い影が揺れていた。
 車道の際には色鮮やかなヤマツツジ
 病に伏せっている間に山はすっかり春の景色に変わってしまったようだ。
 連爆に入る前チビ助が2尾釣れた。ここでアマゴが釣れたのは何年も記憶がない。
 連爆にアマゴが戻って来たのか?、期待しつながら釣り上がったがアタリが2回あっただけ
 大滝、深みがある壺、大淵、大きな沈み石・・・・釣れる条件は整っているのにアマゴが出ない。
 何処に原因があるのだろうか?
 浅瀬にバッテリーが沈んでいた。この先車道はないから不自然だ。
 バッテリー漁が横行しているなら釣れない原因はこれかも知れない。
 いつものことだが、連爆をやり過ごし渓が緩くなりだすとアマゴが釣れはじめた。
 型は5寸以下、 源流に入れば魚影が濃くなるが大物が出るのはこの区間
 チョット淋しい。
 それにしても、その小さな口で俺の太虫をよく咥えることができるものだと感心する。

 アマゴ7寸(22cm)
 漸く真面なサイズが掛かった。

 今日から渓メシは冷やしうどん、ガスコンロセットの重量から解放された。
 セブンのぶっかけうどん、去年までは出汁が最悪だった。
 ん!! 『いりこの風味が広がる!ぶっかけうどん』
 これはなかなかのもんですわ、ボリュームもあって298円也
 セブンもやっと、ぶっかけうどんの出汁がどういうものか分かってきたかと上から目線

源流手前で6寸を中心で偶に7寸が連続して掛かるようになってきた。

 
  源流域に入る。
二又で別れるが分水が7:3と水量の減水は限定的
渓の流れが狭まり、深みを持ったポイントが現れるようになる。

カッコイイ雄アマゴ、8寸まで少し足りなかった。

納竿間近、漸く8寸(25cm)
源流らしい良い顔つきをしている。
連続して8寸(24cm)
コイツは細身だったが長かった。
チビに遊ばれた源流釣りだったが8寸が出れば報われる。
終わり良ければ全て良しって感じかな。

帰り道は旧登山道を利用する。
渓は直角に曲がっているから尾根を小回りして一気に下る。
源流を詰めたあとのエスケープ道として理想的な山道
ただ、病み上がりの身としては多少のアップダウンがキツくて休みを取る回数が多くなった。
大ブナの下で長めの休憩を取る。
下流は色付きはじめたが標高1000m越は、まだモノトーンの世界
新緑が芽吹き出すのは、もう少し先のようです。
 
釣果:32
尾 最大25cm キープ0 遡行距離9.8km 標高差380m
 


岩魚に逢いたくなった
3月15日  吉野川水系
釣果:17尾 最大:33.0cm 遡行距離:5.9km 標高差:500m
岩魚に逢いたくなり岩魚谷へ

水量があれば気になる小渓
3月11日  愛媛の水系
釣果:21尾 最大:29.0cm 遡行距離:5.9km 標高差:500m
3日前の雨と雪解け、水量が増えると気になる小渓へ行ってきました。

最源流へ行こうと思ったが
3月7日  東予水系
釣果:30尾 最大:31.5cm 遡行距離:5.7km 標高差:320m
春の陽気に誘われ最源流へ行こうと思ったが途中で挫折

雪なし、漸く春の渓流釣り
3月3日  東予水系
釣果:32尾 最大:29.0cm 遡行距離:9.3km 標高差:500m
雪が溶け、渓が春らしくなってきました。

青石の美しい渓へ
2月27日  東予水系
釣果:18尾 最大:26.0cm 遡行距離:4.6km 標高差:250m
青石の美しい渓へ行ってきました。


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