四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2017年度)
    
 青石谷 Part2

四国の渓流釣り

吉野川水系

2017/4/22 晴れ 

 渓沿いの林道を車で走っていると水溜まりの後にタイヤのラインが付いていた。
 少し前に先行車がいるようだ。
 たぶん、この時間だから釣り人の車なのは間違えない。
 いつもなら狼狽えるところだが、この先いくつか支流があるので成り行きに任る。
 その車は、車止めよりずいぶん手前に止まっていた。
 年配の方と若者の二人連れ、既に入渓の準備を始めていた。
 「おはようございます。釣りですか?」と声を掛ける・・・・見りゃ分かるけどね
 聞けば、対岸の支流に入るらしい。
 えっ、ウソヤロ・・・・
 対岸の渓に入ることを考えたこともあるが短すぎる・・・・しかも二人で・・・・何かあるな
 取り敢えず上流に入る了解をもらった。

 今日の渓も青石谷、先週の渓より少し規模が大きいのでさらに美しさが際立っている。
 四国の渓って美しさでは他の渓に負けていないと思う。
 タイトルを考えるのが面倒なので『青石谷 Part2』とした・・・・あしからず
 Part3もあるかもね。
 アマゴ9寸(28.5cm)

アタリは散発的・・・・魚影が薄いのか?
どうせ小さいのが太虫ミミズを持てあましているのだと思っていたら
9寸が掛かり強い引きに慌ててしまった。
ここのアマゴは緑色が掛かっている。
青石よりも水の色が保護色になっているみたいだ。

 
1枚岩の底に青石が敷き詰められてコバルトブルーに輝く淵
たかが5mソコソコの落ち込みなのに渓が狭まって閉鎖的
大した高巻きではないが竿を仕舞わないと通過できない。

尺伝説 『青石谷の尺アマゴ』へ

アマゴ8寸(24cm)
7寸・8寸・9寸・10寸
高らかに『サイクルヒット』を宣言する。

 
この渓は10年前に遡行したことがある。
嫌な場所があったような記憶
クラックに足を掛けて5m登り、狭いテラスをヘツってクリアー
次はザレ場の高巻き、立ち木と根っ子を頼りにドンドン押し上げられる。
微妙な高度感、上だけ見てりゃ良いものを態々覗き込む・・・・怖いなぁ

アマゴ8寸(26cm)
漸く釣りやすい場所になった。
数は出るけど型は1サイズ小さくなる。
たまにこんなのが掛かるから油断はできない。
水の中の青石がバックでいい感じでしょう。

大滝までやって来た。
以前来た時より林道が伸びて大滝手前で工事をやっていた。
上で削岩した岩を滝壺に落として深く広かった淵は半分以上埋まっていた。
人目がある場所だったら、絶対こんな工事はやらないしやってはいけない。
年月が経って、下流に土砂が流入するようになればエンテ工事がはじまる。
自然破壊とムダの積み重ね・・・・なにかがおかしい林業行政

 
釣果:21尾 最大32.4cm キープなし 
遡行距離7.4km 標高差140m
 


 渓流釣り遡行記(2017) バックナンバー

青石谷のアマゴ YouTubeリンク
YouTube 四国の渓流釣り 尺岩魚取り込みシーン

YouTube 四国の渓流釣り 尺岩魚取り込みシーン
4月16日  徳島の渓流 吉野川水系
釣果12尾 最大28.0cm 遡行距離7.3km 標高差310m
 敷き詰められた青石でエメラルドグリーンに輝く渓

早春の源流釣り
4月12日  愛媛の渓流 吉野川水系
釣果31尾 最大28.0cm 遡行距離10.2km 標高差730m
 2時間少々歩いて早春の源流を楽しんできました。

四国の岩魚釣り YouTubeリンク
YouTube 四国の渓流釣り 尺岩魚取り込みシーン
4月5日  徳島の渓流 吉野川水系
釣果11尾 最大32.0cm 遡行距離6.3km 標高差300m
 釣り初めから3時間半全く釣れず、こんな釣果になるとは
 思っても見なかった。

魚止めの8寸
4月2日  愛媛の渓流 吉野川水系
釣果22尾 最大27.0cm 遡行距離7.4km 標高差400m
 魚止めの滝で8寸、厳しかった遡行が報われる

小谷迷走
3月26日  徳島の渓流 吉野川水系
釣果7尾 最大23.5cm 遡行距離5.0km 標高差200m
 最初の渓に嫌われて小谷を迷走、まぁそんな日もある

標高が高い小谷で遊ぶ YouTubeリンク
YouTube 四国の渓流釣り 標高が高い小谷で遊ぶ
3月22日  愛媛の渓流 吉野川水系
釣果15尾 最大27.5cm 遡行距離9.8km 標高差460m
 春らしい源流釣りができるのはもう少し先のようです。

今年1番のり
3月18日  徳島の渓流 吉野川水系
釣果21尾 最大28.0cm 遡行距離8.2km 標高差250m
 今年1番のりの渓だった。