四国の渓流釣り 渓流釣り遡行記(2001年度)
    温泉付き日帰りツアー  i谷(100匹谷) 

四国の渓流釣り

 2001/3/3 

高知・徳島解禁
 高知・徳島の解禁後、始めての渓を何処に?
 淳師匠と連絡をとって
 「久しぶりにi谷は、どう?」
 「一人じゃ、なかなかいけない渓だから、いいじゃない」
 以前、橋の出合いから入ったため、滝の連続体を高巻くのに、時間がかかりすぎて、魚止めまでいけなかった。去年、淳師匠が4月に来たとき、滝上から上流二又上の魚止めまで釣ったとき二人で、100匹釣れたらしい。
 「今年、誰も入っていなければ100匹は釣れるから」
 「100匹谷かぁ、いいなそれ」

 4時30分、車止めに到着、まだ、誰も来ていないようだ。少々仮眠をとり、明るくなったので仕度を整えて出発

 今回は、滝の手前まで下側の林道を辿って、ショートカットで上側の林道にでて、一気に滝の連続体を越して、滝上に下降するルートをとった。しかし、このショートカットがいささか問題であった。車止めから少々歩くと、上に向かっている細い林道を発見。多分ここだろうと思い登り始める。やがて斜面がきつくなり。遡行困難切り立った谷筋に出会う。谷筋を見上げると上方に石垣をついた跡があり、下側の林道に出会った。下側の林道は谷沿いを巻くように続いているが、なかなか高度を上げてくれないまま終点、細い林道が続いていたため、そのまま遡行、しかし、この細い林道もいつしか途切れてしまった。地図上で確認すると上側の林道まで高度で160m、小尾根に取り付いてきつい斜面を上側の林道をめざした。歩き始めて2時間で上側の林道に到着、とんだショートカットになってしまった。長めの休憩をとりそれから30分上側の林道を経由して滝の連続体を越え、谷底に120m下降した。
 
 渓の流れは素晴らしかった、小さい落ち込み(0.5〜2m)の後に小、中の淵が形成されていてポイントもハッキリしている。足跡もない これは期待できると思っていると淳師匠が一投目からアマゴを掛けた。「ほぉほっーいいじゃない」 その後、ほぼ一淵1〜2匹ペースで釣りあがる。型は18〜22cm程度が主流、この辺はだいぶ暖かいのだろう。このクラスのアマゴにしては体高もあり、引きが強く楽しめる。しかし、8寸クラスが上がってこない。こんないい渓なのにどうして?それと石についた藻で異様にすべりやすいのが気になった。
 一人30匹は釣っただろうか、8寸がかからないまま遅めの昼食にした。 

アマゴ20cm
8寸が釣れないのでとりあえず記念写真
ここのアマゴは腹部まで黒点がある。超天然の印
右の写真のような中淵が連続する素晴らしい渓だ

  昼食をした場所から上流を見る
V字谷の底を水が流れる
下流部の滝の連続体からは
想像もできない穏やかなながれだ

淳師匠
今回もガスバーナーでラーメンを作ってもらった
箸を忘れてきたからと小枝で箸を作ってはしゃいでいる
少し暖かくなったといってもこの時期
昼食は、暖かいものが一番
午後からの釣りにも元気が出る。

午後からの釣り
 相変わらず一淵一匹のペースで魚が出てくる魚影はすこぶる濃い
 型もだんだん大きくなってきた。2mの細い落ち込みから扇状に広がった淵、なんといえない雰囲気を持ったで場所で淳師匠が9寸を追加 「さすが師匠」
 流れ横の何でもない水溜りで魚の影が走った。よく見ると8寸くらいのアマゴが岩の隙間に隠れている。半身隠して、半身隠さず状態だ、餌を送り込んだが上の木が邪魔して、うまくアマゴの目の前に餌が落ちてくれない。何度か繰り返したが逃げる様子がはない。完全に隠れているつもりらしい。そのうちにアマゴの目の前に餌が落ちた。その瞬間にアマゴが水を吸い込み餌がなくなり、軽くあわせると強い引きが伝わってきた。理論では、わかっていてもアマゴが餌をとる瞬間をまじまじと見ることができた。「へぇそうなんだ・・・・・」今後、何かの役に立ちそうだ。

淳師匠が釣った9寸
凛々しいオスだ
こいつも腹部まで黒点が多く現れている
天然魚そのものだ

淳師匠の9寸が釣れた淵
細い落込みから、扇状に広がる淵を形成している
なんともいえない雰囲気を持っている。

最後の最後で釣れた8寸

なんでもない水溜り
右側の石のヘリに隠れてつもりだったらしい

 8寸を釣る前から右足が重かった。釣った後で確認してみると、どこでどうやったのかは判らないがどうやら足を捻ったらしい。
 「足、捻ったみたい」
 「後、2匹釣って50匹、二人で100匹にする」っと淳師匠
 「もう、いいや たくさん釣ったし」
 帰りが心配だった。帰り道の林道は、谷筋の橋は崩れているし、何箇所か大きな崩れがある。何よりも距離が長い。すぐ横の斜面に取り付いて30m程上にある林道を目指して登った。軽い捻挫と思っていたが、斜面がきついと痛めた足に負担がかかる。「痛〜」手足を使い4輪駆動で林道まで這いあがった。
「この先、思いやられるなぁ」
「ゆっくり行けば何とかなるよ、危ないところはサポートするから」っと淳師匠の優しいお言葉
林道は、凸凹があり、痛めた足の着地地点を間違えれば「痛っ痛〜〜〜」、だんだんひどくなってくる感じだ。
 淳師匠は、私に合わせてゆっくりと歩いてくれ、橋の崩れた部分では、テープで引き上げてくれ、崩れた部分では道をつけてくれて、おまけに一人でショートカット林道を車までもどって林道の起点まで車を回してくれた。淳師匠がいなかったらサバイバルな夜を谷で過ごさなければならなかったことでしょう。本当にありがとうございました。【感謝、感謝】
 通常、1時間半位もあれば戻ってこれる行程を3時間半近くかかり無事帰還。車まで戻って、のどカラカラで飲んだビールはこの世のものとも思えぬおいしさでした。

「遅くなったけど、温泉どうする?」
「せかっくだからよってく、今日は日帰り温泉付ツアーだから、痛めた足にもいい筈だしね」
着替えを済ませ一路温泉に向かう二人であった。
温泉につかり「極楽・極楽・・・・・・」
遡行に、釣りに疲れた体、痛めた足には温泉が最高!!
風呂上りに飲んだ生ビールも最高でした。

温泉の効果があったのか、次の日には、普通に歩けるまで回復していた。
かばって歩いた左足の付け根の方が痛いくらいだった。

 
釣果48匹 最大24.5cm 淳師匠 50匹 最大27cm
    (二人で98匹 100匹谷だった)