写真で語るフォトブログ

   アジサイの撮り方


 


【No160-1】  LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm  F:3.9 S:1/500sec ISO:200
アジサイは花や株が大きく正面から撮影すると平面的な写真になりガチです。
横から花の並びを撮影すれば立体感を表現できます。前ボケ、背景ボケを入れれば更に立体感が増します。
上の写真は横からアジサイの列を収めて立体感と奥行きを出しました。ゆったりカーブした遊歩道に沿って咲いているアジサイが奥に向かい視線誘導することを狙いました。


【No160-2】  LX100 24-75㎜  F:2.8 S:1/200sec ISO:400
花を縦横3分割した交点に置き、花の向いている方向を空白にすれば花の配置バランスが良くなります。空白の部分に主張が強くない色を入れるのが良いと思います。

【No160-3】  LX100 24-75㎜  F:2.4 S:1/250sec ISO:400
次の写真は縦3分割の線上にアジサイの花の中心を配置しました。空白はの隙間から差し込んでくる光を玉ボケにしています。花に近づきクローズアップすると光の形が玉ボケになり幻想的な背景が表現できます。
木の隙間からの木漏れ日、水面の反射が玉ボケになりやすいと思います。


【No160-4】  LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm  F:4.0 S:1/80sec ISO:200
レンズを広角側してローアングルで煽るとモッコリと写真になります。
アジサイの花の散らばりや株全体の形の面白さが表現できます。広角レンズは写真に入れたくないものまでボケ図に入ってしまうので背景に注意を忘れ内容にして下さい。


【No160-5】  LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm  F:4.5 S:1/640sec ISO:200
絞り値のコントロールをどうすればいいのか?
主役の主張に対して背景の主張をパワーバランスの強弱でイメージすれば分かりやすいと思います。
上の写真は瀬戸内海に浮かぶ島々をある程度見せたい思いがあって絞り値を開放にせず少し絞り込みF:4.5にしました。