曼陀峠-雲辺寺山 阿讃縦走
四国の渓流釣り

四国の山歩き 阿讃縦走コース

2016/1/7 晴れ

 曼陀峠(9:35)-旧曼陀峠(9:55)-稜線分岐(11:15)-雲辺寺山(12:20~13:00)
ー曼陀峠(15:10)-海老済(15:45~16:00)-曼陀峠(16:15)
 阿讃縦走路 三角点
①佐馬池 4等
680.5m 11:00
②蛇の谷 4等
916.2m 12:07
③海老済 3等
595.0m  15:45

 
井関池から見た雲辺寺山
新年が改まって初歩き、相も変わらず阿讃縦走です。曼陀峠から雲辺寺山をピストンします。
曼陀トンネルの横、峠の入り口に通行止めの看板がありました。
近くにダンプの運チャンが居たので「通れないの?」って聞くと舗装工事をやるらしい。
「じゃ徳島側から行くしかないなぁ・・・・」と淋しそうに伝えると
「今なら工事がはじまってないから通ってもいいよ。上の人に電話しとくわ」
なんて優しい人なんだ、丁重にお礼を言って曼陀峠に向かいました。
曼陀峠に車を置いて西から来た阿讃縦走路の続きのルートを探してみたが見つからない。
このルートも、四国のみちと重なっているでしょうか?舗装路を歩きはじめます。
しばらく進むと左に山道が目に入りました。
迷わず左に進みましたが、5分もしない内に回り込んできた舗装路と出合います。
その先が旧曼陀峠、昔は阿波-讃岐の往来で栄えたそうです。

舗装路と稜線道が分かれる場所
しばらく、旧道らしき道を辿りましたが灌木に遮られて進めなくなりました。
地図を見ると稜線に道、斜面を這い上がって稜線まで行ってみたがバラの砦
人が歩かなくなった道の末路はこんなものか?仕方なく舗装路まで戻ってきた。
車を使わず山道を歩くことの意味はこんな所にあるのかも知れない。

電力の送電線の先に雲辺寺山の電波塔が見えだしました。
ここからだと、まだ遠く標高差があります。

この辺りは曼陀高冷地野菜団地だった場所
かつての野菜畑は荒れ地に変わり刈り取った茅を束ねてありました。
一カ所だけキャベツの収穫跡が残っていました。
電柵の電線が外されていたからここも止めて終うのか?
害虫より、温暖化の影響で害獣なんでしょうね。

再び舗装路と稜線道の分かれ道、電力送電線の点検道らしい。
大きなコンクリートの貯水池があって、漸くここから土の道になる。
鉄塔に続く急斜面、鉄塔を潜ると阿讃縦走路らしくなって嬉しくなりました。

阿讃縦走路は電波塔街の舗装路と合流します。
4等三角点「蛇の谷」(嫌な名前だなぁ)は3番目の電波塔の北側にあります。
ピークに設置されていないと三角点探しは苦労します。

スノーパーク雲辺寺のフェンス横を通って雲辺寺山の山頂(927m)に出ました。
毘沙門天は展望台になっているようなので上ってみました。(前回は先があったので余裕がなかった)
西讃の平野と瀬戸内海が一望できます。
天気が良ければ石鎚山、剣山、瀬戸大橋が見えるようです。

曼陀峠まで戻って来ました。
下の方から工事の音が聞こえてくるので、まだ舗装工事は終わっていないようです。
徳島周りで帰るのは遠回りになるから時間つぶし
徳島-愛媛-香川の県境の三角点まで行って阿讃縦走を一応の区切りと思って西に向かいます。
ですが、「阿讃縦走コース・金見山」の指標・・・・金見山って『阿讃』じゃないのでは???
まぁいいか どうせ余木崎までは行くんだからね
阿讃縦走路はピーク(3等三角点「海老済」)をトラバースしています。
仕方ないのでトラバースして西から登ることにしました。
標高差50mの急斜面はムチャクチャ キツかった。(東からの方が楽です)
海老済:えびすくい(595m)
次回の遡行と重なるので無駄足になるかと思っていましたが
「海老済」の三角点探しをパスできることに大きな意義がありました。

  
遡行距離16.5km 標高差400m
 
    曼陀峠(520m)-雲辺寺山(927m)-曼陀峠-海老済(595m)-曼陀峠