四国の渓流釣り 渓の道具箱 渓流釣りカメラ

  渓魚 スローな世界


四国の渓流釣り

TG-5にはFHDスーパースローの動画機能がある。
しかし、フォーカスと露出が録画スタート時のまま、20秒の時間制限あったりで使い物にならない
これはカメラにHD動画を登載しはじめた頃の動画仕様
最新のフラッグシップE-M1 MK2と同じ画像処理エンジンを積んだにしてはイマイチだった
FHD SSL120Pと4K30Pのビットレートを比較すれば同等かそれ以上
同じ画角の画像を同じ時間で動画記録すると、記録容量はFHD SSL120Pの方が30%程多い
防水個体なので熱暴走を抑えるため、できるだけ画像処理エンジンの負担を軽くしているのか?
4Kは5分の時間制限はあるもののフォーカスと露出はチャンと動く
4Kの最適化に手間取ってSSLは間に合わなかった?と勘ぐられても仕方ない
O社らしい仕様の決め方といえばそうなのかも知れないが・・・・
密かにファアームのアップデートを期待している。

とは云え、FHD SSL120Pの画質は素晴らしい。
これをどう使うか試行錯誤している。
例えばカメラのボケ的な使い方・・・・フォーカスの合焦が移動していくイメージ
動画の場合フォーカスが合っているのが常識的なところがある
どこまで破綻していいものか許容範囲を探らないといけない。

いくつか撮影動画の例を上げながら考えてみます。

尺アマゴ:31cm 雌 2017/7/13撮影
    尺伝説⇒⇒⇒新魚止めの尺アマゴ

フォーカス破綻を意識しすぎて撮影位置がほぼ固定
これではあまり面白くない

尺アマゴ:32cm 雌 2017/2/16撮影
    尺伝説⇒⇒⇒2月の初尺

これは、フォーカスは水面に合っている。
水面に映った空、撮影角度を角度が変わるとアマゴが浮かび上がってくる。
水面とアマゴのフォーカス関係が微妙じゃないと上手くいかない・・・・単なる偶然やなぁ
この偶然をどう導き出すか? そこが問題だ。

アマゴ:31.5cm 雄 2018/3/7撮影
    尺伝説⇒⇒⇒大滝の尺上

これも、フォーカスは水面に合っている。
フォーカス移動させるとパーマークや黒点が現れる。
フォーカス関係も微妙だがアマゴが銀毛を纏っていた結果である。
その辺は意識になかった・・・・難しい。

岩魚:33cm 雌 2018/3/15撮影
    尺伝説⇒⇒⇒狭壺の尺岩魚

フォーカスは岩魚の顔に合っている。
もし、オートフォーカスなら光のキラキラはもう少し小さいものになっていたと思う。
露出具合も少々関係するのか?
光の反射は少し意識したがここまで上手くいくとは思わなかった。
欲を言えば終盤の岩魚のピントが合っていればってことですね。
今のところこれは致し方ない部分です。

アマゴ9寸:28.5cm 雌 2018/3/11撮影
   渓流釣り遡行記2018⇒⇒⇒水量が多い時になる小谷

顔のアップのフォーカスがズレている。
これくらいなら許容範囲だと思うが、チョットアップの時間が長すぎたみたいだ。
最後、アマゴがいい演技を見せてくれた、これがスーパースローの醍醐味ですね。

まとめ

渓魚のスローな世界を表現するには、撮影開始時の微妙なフォーカス関係を把握する必要がある。
しかし、3インチ46万画素のモニターと老眼には判断が付きにくく感に頼るしないのが現状
感の経験を積み重ね撮影技術まで持ち上げられるのかが肝やね。
あと、水面の反射を上手く使えばそれらしくなる。
露出の変移が絡んでくると分けがわかんなくなるので、取り敢えず考えないようにする。


FaceBookの埋め込みはYouTubeと同じiframe形式なので貼り付けが簡単で確実です。

YouTube動画 「渓流釣り スローな世界
アップロード:2018/
4/10